聖地の定義


01・ 聖地はわずか一センチたりとも場所を移動しない。
02・ 聖地はきわめてシンプルな石組みをメルクマールとする。
03・ 聖地は「この世に存在しない場所」である。
04・ 聖地は光の記憶をたどる場所である。
05・ 聖地は「もうひとつのネットワーク」を形成する。
06・ 聖地には世界軸axis mundiが貫通しており、
一種のメモリーバンク(記憶装置)として機能する。
07・ 聖地は母胎回帰願望と結びつく。
08・ 聖地とは夢見の場所である。
09・ 聖地では感覚の再編成が行われる。

※ 引用文献 植島 啓司(2000) 「聖地の想像力」 集英社新書 P.5-6


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